朧(おぼろ)
スプリガンの一人。見た目は長髪、長身の中国人青年だが本名も年齢も不詳で謎の多い人物。中国では「ロン」と呼ばれていた。世界最高の氣法師にして、中国武術の達人。優の師匠でもある。物静かで礼儀正しいが、独特の体術はジャンの攻撃すらかわし、氣功によって相手を一撃で戦闘不能にする。なお、将来強くなる見込みのある敵には止めを刺さず、叩きのめすにとどめ、更に強くなった敵と再び闘うことを、己の修行としている。自身を鍛錬のみならず教える事にも長けている。作中ではほぼ無敵の存在で、大部隊が配備された軍事基地に単独で乗り込み、素手で壊滅状態にする事も容易くやってのける。優の秘めたる能力には度々驚かされており、「本当の力を発揮した優には敵わない」とさえ考えている。そのため表面に見える以上に優に目をかけており、その力を引き出すことで、己が秘かに定めている最終目標をも達成しようとしている。
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一度大衆の前で自分の修行を見られ、頬を赤くしたことがある。
朧の最終目標とは「仙人」になることである。本作中で「仙人」になるとは、己の氣と地球生命体の氣を完全に一体化させることによって、永遠の存在になる事とされ、朧はそのために、常に強者と戦うことで己の氣を高めようとしている。物語終盤でジャンをも倒し、その次に十分に成長した優と真剣勝負を行う。朧は優を追い詰めながら、A・Mスーツに頼っている限りそれ以上は成長しないと諭し、それに応じた優は更に高次元の戦闘能力に目覚め、朧に初めて打撃を当てる。それから優は、朧と同じ体術と、朧を数段上回るスピードで攻勢をかけ、それに押された朧は封印していた「軽身功」を使用してしまう。「軽身功」とは自重を木の葉の如く軽くし、相手の攻撃の手ごたえを全く無くして無効化させるという気功術で、その超人技は改めて優を戦慄させた。結局戦いは、決着の時に朧が気功を封じたため引き分けとなるが、朧は「軽身功」を使ってしまった事を己の未熟とし、再び修行し直さなければならないと語る。そして、その後さらなる死闘が待ち受ける優への激励の言葉のようなものを残し、山深くへ消える。その後、最終エピソードでの優達とアーカムとの決戦を陰ながら手助けして以降は、外伝的作品にも出演していない。
ティア・フラット
ウォールナット
無垢材
スプリガンの一人で通称は「魔女」。紙に書いた魔法陣から幻影の魔獣を召喚する「コーリングビースト」や、空間を捻じ曲げる術など、様々な魔術を操る。大人っぽい美女だが、アーカム財団とは古くから関係があるらしい。ちなみに、「フラット」はミドルネームである。本名はティア・フラット・アーカムであり、アーカム財団創設者であるT・F・アーカムその人。彼女は約300年前、森に眠る大魔術師マーリンと出会い、彼から超古代文明の遺産が後の世に混乱を引き起こす危険がある事を聞かされる。ティアはマーリンから魔術を伝授され、マーリンの意思を継いでアーカム財団を創設する。時が経ち、別の人間に財団代表の座を譲ってからも、自らは魔術によって延命し、現在に至るまでスプリガンとしてアーカムの活動をサポートしていた。ちなみに「船長」ことスティーヴ・フォスターとは、恋人同士だったようである。最終話ではガーナム退陣後の混乱を収拾するため、再び財団代表に就任する。
パーカップ・ラムディ
元スプリガンで通称は『ドクター』。「神の手を持つ男」と呼ばれ、かつては裏の世界でナンバーワンの殺し屋として恐れられた。殺し屋という過去を持ちながらいかなる経緯かは不明だが、生命に対し強い倫理観を持つ。心霊手術の能力を持ち、相手の患部を切開することなく腕を潜り込ませ、腫瘍や内臓器官のみを取り出す事が出来る他、朧に匹敵する武術と体術を誇る。尚、脳科以外の医学にも詳しく、現在はアジアの無医村で診療所を開いている。「じーさん」と呼ばれると怒る
無垢フローリング
メープル
。
[編集] アーカム
超古代文明の遺産をあらゆる権力から守り、封印、破壊する組織。超古代文明遺産の研究により、A・M スーツ等多数のオーバーテクノロジーを実現させている。
山菱理恵(やまびし りえ)
優と同じ孤児院の出身で、幼馴染。言語の天才で、10代にしてアメリカの大学の言語学教授である。その才を買われてアーカムに仕事を依頼され、優と再会する。古代文字の解析に携わる。
山本
アーカム日本支部の所長で、スプリガンに直接仕事の指示を出す。温厚かつ誠実な人柄で優やジャンたちに信頼されている。禿げかかった頭に中年太り気味の体格といった凡庸なサラリーマンの如き風貌だが、元スプリガンである。現場を退いて長いが、暁曰く「死にたくなければ追跡するな」と言わせるほど十分現役で通用する実力の持ち主。物語終盤の戦いで、自動拳銃で複数の兵士のライフル・サブマシンガンを撃ち、破壊するという卓越した射撃の腕前を見せた。
メイゼル博士
アーカムの科学者で、オリハルコン精製にかけては第一人者。優の装備する A・M スーツや、オリハルコンナイフを製造した。助手に美女の科学者、マーガレットがいる。ティア・フラットとも長い付き合い。
ジミー・マックス
ナラ
チーク
アーカムA級エージェント、マックス隊の隊長。A級エージェントは、スプリガンのような突出した戦闘力はないが、部隊戦や諜報活動でスプリガンを支援する。マックス隊は、そのA級エージェントの中で最強といわれる。優に一目置いている一人。
エヴァ・マクマホン
アーカム所属の女性考古学者。優は教授と呼び、考古学の素晴らしさを教えてくれた恩人として慕っている。「ノンモの舟」発掘の任務に、優と共に当たる。
スティーブ・フォスター
アーカム財団の特別顧問で、通称「船長」。アーカム初代代表とは古い友人だったらしい。個人的な趣味でレーザー兵器などの先端技術の粋を集めた船舶「ロシナンテ」を指揮する。優に目をかけており、「ロシナンテ」の船長を継がせたがっている。
ヘンリー・ガーナム
物語後半で、アーカムの新代表に就任する。アーカムが集めた超古代文明の遺産で絶対的な力を示し、世界の軍事バランスをコントロールして、世界を平和にするという考えの持ち主。これに反発したスプリガンや科学者達は、ガーナムに反旗を翻すことになる。
[編集] 友人・知人
沖縄旅行
カリン
染井芳乃(そめい よしの)
優と同年代の少女で、表向きはか弱い良家のお嬢様として名門の女子高に通っているが、たくましい性格で、アーカムやスプリガンに勝るとも劣らない機動力の持ち主。しばしばスプリガンとも衝突するが、行動原理は「金のため」といたってシンプルである。このため赤字となりそうならさっさと手を引く。発掘(もしくは強奪)した古代の遺物を莫大な値段で国家機関に売りつける(母の死が関係しているらしい)ため「遺跡荒らしの芳乃」として悪名高い。様々な霊と交信できる、霊媒体質でもある。
御神苗秋葉(おみなえ あきは)
優の従姉で、優に身寄りがなくなってからは、母親代わりとして教育や家事の面倒を見ていた。優が米軍の洗脳を受けて帰ってきてからも、優の支えになってきた。アーカムで働いており、後にヘンリー・ガーナムの秘書となる。
御神苗隆(おみなえ たかし)
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優の叔父で秋葉の父親。優は「おやじ」と呼ぶ。自称「冒険家」だが、その能力は優ですら手玉に取る程で、世界中の神秘を全て見るために旅を続けている。ほとんど家を空けており、家事は秋葉にまかせっきりだが、米軍に拉致された経験から心を開かなくなった優を、体当たりで立ち直らせようとした。世界を旅している間、スプリガンとして任務に当たる優と鉢合わせすることがあったが、凄まじいまでのトラップの腕前で優を支援し、それを見てジャンは「スプリガンになれる」とまで評価した。本来優しい性格の優は、スプリガンの仕事ではかなり無理をしているのではないかと心配している。
[編集] トライデント
大国の軍部と結びついている米国、欧州、日本の巨大軍需産業が結成した秘密組織で、巨大な財力に加え、独自の強力な戦力を保有している。超古代文明の遺産に目をつけ、それを元に新兵器開発を進めており、アーカムとは対立関係にある。
暁巌(あかつき いわお)
兵器開発集団「トライデント」の傭兵部隊長。どんな過酷な状況でも生き残る「生還者(リターンニングマン)」という異名をとる。機械式でパワー重視の、トライデント製 A・M スーツを装備する。優と渡り合う実力者で何度も対決するが、危機を脱するために共闘することもあった。
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元傭兵で、暁たちトライデントの実行部隊を指揮する立場にある。暁とは古い傭兵仲間で、暁の知る限り指揮官としては最も優秀であるらしい。トライデントを抜けて、アーカムのヘンリー・ガーナムの側近となる。ジャンの回想中に見せた身体能力は人間のそれでは無かったが、理由は不明。その後は身体能力を発揮する機会も無かった。
金谷昌(かなや しょう、COSMOS No.0)
米軍のプロジェクト COSMOS の兵士。「金谷昌」と言う名は組織からつけられたもので、本当の名は明らかでない。COSMOS のプロジェクトが米軍から「トライデント」に移管されてからは、No.0 というコードネームを与えられ、COSMOS 全体の司令塔となる。プロジェクトの進展と共に機械兵士としての調整を受け続け、全ての人間性を消去されている(指揮官としての必要のため、人間に近い形で思考するようにプログラムづけられている)はずだが、その能面のような表情とは裏腹に、唯一人間に戻る事ができ、なおかつ最高の能力を持つ優への羨望と憎悪は心の底に強く根付いており、自らの手で優にとどめをさそうと執拗に付けねらう。
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[編集] COSMOS
米軍特殊実験部隊”Children Of Soldier Machine Organic System”の通称 <No.0>をリーダー、No.10〜No.19を第一小隊、No.20〜No.29を第二小隊といった部隊わけで小部隊を結成。 小部隊をNo.1〜No.9の一桁ナンバーがサブリーダーとして指揮することで編成された大部隊。 ただし、COSMOSが暁巌とボーブランシェと初顔合わせした時点ではまだ50人程度とされている。
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兵士を子供のうちから「殺人機械」として育て、<キラーエリート>を作り上げる。 その方法は、まず、薬や催眠術により精神操作を施し、人間として持っている「個性」「理性」「禁忌」などを消し去り、上司からの命令には絶対服従の「殺人機械」へと変える。 その後、「殺人機械」としての性能を磨いていき、各個体の性能を可能な限り均一化していく。 司令塔であるリーダーの標準性能を100%とし、各々の固体に±1%以下の性能にしていく。 各個体の思考能力を最小限にし、精神感応金属(オリハルコン)を脳内に埋め込み、互いに通信端末化する。 電波干渉をうけない、精神波として発信されるため、どんな環境でも制約無く、発信・受信が可能。 それによって各個体はリーダーの意思のままに行動が出来る。 完全に統制された部隊として作り上げられた。
初めての実戦テスト時、参戦したNo.43(御神苗優)の暴走で壊滅。 資金と時間がかかりすぎるため米軍が手を引いたのち、トライデントがスポンサーとなって完成させた。
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[編集] 機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)
移動手段を機械化したに過ぎない一般的な意味での機械化歩兵とは異なり、身体そのものを機械化(サイボーグ)とした兵士で構成された部隊。先進国の軍隊においては実用レベルとなっているがその存在は世間には公開はされていない。
マクドガル大佐
機械化処置で強化された米軍の極秘部隊、機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)の一人。10歳くらいの少年だが高い知能を持ち、脳に磁波を増幅する機械を埋め込んでいる。これによって強力な衝撃波を放つことができ、「悪魔の力を持つ男」と恐れられているが、その副作用として脳に莫大な負担がかかり、物語登場時点で寿命はあと数ヶ月だった。米軍の大部隊と、同じ機械化小隊のファットマン、リトルボーイを率いて、「ノアの箱舟」の発掘現場を襲撃する。地球環境を汚染し続ける人類を憎悪し、「箱舟」の力を用いて地球の浄化を目論む。
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ジャック・ザ・リッパー
機械化小隊の一人。機械化した両腕にオリハルコンの高周波ブレードを仕込んでおり、「ノンモの舟」発掘現場を襲撃する。闇にまぎれて気配を消す穏行と、巧みなブレードさばきで優を追い詰める。実直な軍人で、米軍兵士としての自分の役目に確信を持っていたが、優との戦いを経てその考えに変化が生ずる。
サンダーボルト
SPECIAL ACT『GOLD RUSH』に登場する機械化小隊。次世代型の機械化処置で腕に仕込まれたレーザーを照射し、イオン化した大気成分で導線を作ることで、同じく仕込まれた装置で発生させた電撃をそこに伝わせ、任意の標的に向かわせることができる。
[編集] その他の敵
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ボー・ブランシェ
ネオ・ナチスの少尉でヒトラーを頂点としたナチス復興に信念を燃やす(作中のネオ・ナチスは現実のネオナチと異なり、オーパーツの力を借りて世界征服を目指す秘密結社)。生真面目な熱血漢で努力家、義侠心が非常に強い好漢。強者が人々を導くべきというやや選民主義的信念を持つが、同時に強者は常に弱者を守り幸せにすべきとも考え、実行している。真面目であるが何処かズレており、臭いセリフを平気で吐く。優は事ある毎に彼を「暑苦しい熱血馬鹿」「ワープロ以下(学習能力ゼロの意)」「ネオナチのお笑い芸人」等と呼んでいた(しかし事あるごとに決着を叫ぶ事を鬱陶しがってはいても、決して悪感情は抱いていなかった模様)。当人は知ってか知らずか「決めセリフを吐く」「必殺技の名前を叫ぶ」等のヒーロー漫画のお約束的な行動をしている。忍者に憧れていると言ったり、日本の格闘ゲームを参考にして格闘術を磨くなど、日本好きな一面も見られた。